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鳥に生まれることができなかった人へ

2021年は本の取り寄せをしてもらった

2021年に何をやったかというと何もやってないんですが、「行動が変わった」というと大げさなんですが、自宅の近所の本屋さんに本の取り寄せをお願いすることが多くなりました。

その本屋はかなり大きめの本屋なんですが(紀伊〇屋などの超メジャーな本屋ではない。でも結構大きい。10段階中7~8くらい)、欲しい本があればそこに赴き在庫がなければ「あえて」「わざわざ」取り寄せをお願いするようになりました。

これまではほとんどAmazonだった

これまでは欲しい本は基本的にAmazonで購入していました。

理由はと言うと、簡単に、ほぼ100%欲しい本が手に入れられるからです。わざわざ本屋さんに出向いてたくさん並んでいる本の中から探す必要もなく、注文ボタンを押せば翌日には自宅に届きます。本屋にあってAmazonにないという本があれば別ですが、そんなもんこれまでに遭遇したことがありません。そりゃ本屋は勝てないなと思うわけです。100-0でAmazonの圧勝だろうというレベルです。

私が本屋で本を購入するのは限られた時でした。

  • 🤔 「喫茶店に入って時間を潰す時、たまたま本を持っていなくて、近所に本屋があれば文庫本などを」買う
  • 🤔 「読んでみたい本が見つかった。会社帰りに本屋によってその本が見つかれば」買う
  • 🤔 「給料日。本屋に入ってめちゃくちゃ良さそうな本があれば」買う

※これでも頑張って3つ絞り出しました。

多分月に1冊くらいは本屋で買ってたとは思いますが、割合でいうと3割くらいなもんです。それくらいAmazonを利用していました。

上記のリストの3つめの衝動買いも中々ありません。なぜならAmazonにはユーザーレビューという神機能があるからですね。本屋で気になる本を見つけても、「いや、帰ってAmazonでレビューをチェックしよう。そんでレビューが良さそうならそのままAmazonで注文しよう」となることがほとんどでした。小説とかならレビューは気にせずに買うんですが、特に技術書は絶対にそうしていました。

でも、本屋自体は好きなんです。Amazonを利用しだす前まではかなり利用していました。特に、前述している近所の大きい本屋さんは、CDや雑貨、文房具も一緒に置いているので何でも手に入るから便利でした。

たまに使っていた本屋が閉店した

そんな感じでソコソコ本屋を利用していた私ですが、身近な本屋が閉店したことでちょっとだけ意識が変わりました。

京都河原町にあった大型書店、そして、自宅最寄り駅に隣接していた本屋が閉店してしまいました。ここで私は、「一番利用している本屋Sも、もしかしたら潰れるんじゃないか?」と思ったのです。

そこからは出来るだけ本屋Sを利用するようにしました。

ない本は積極的に取り寄せてもらう

本屋Sは前述したように結構大きくて、大概の本は手に入ります。でもオライリーとか、専門書、洋書は置いてません。私は思い切って、人生で初めて取り寄せをお願いすることにしました。

実は、本の取り寄せって迷惑とまではいかなくても、本屋にとって大したメリットもないから敬遠されるんじゃないかと思っていたんです(よく考えればそんなことはないんですが)。

知恵袋にもこんな質問がありますね。

書店さんにとって客注は嫌ですか?注文の場合、電話代や伝票や送料などがかか… - Yahoo!知恵袋

注文の場合、電話代や伝票や送料などがかかり、在庫品を売るより利益が低いですよね。

私も似たようなことを考えていたんです。取り寄せしたところで利益率がアップするわけでもないし、逆に手間を取らせ管理することを増やすだけなんじゃないかと。

でも、上記リンクの回答にもあるように、

確実に売れるという意味では、売れるかどうかわからないのに店頭にずっと置いてある本よりありがたがられるのでは?

そりゃそうだって感じですね😅。よく考えろ😅。

そう思ってからは積極的に取り寄せをお願いするようになりました。はっきり言って、私にメリットはあんまりないです。安くなるわけでもないし、ポイントは付かない。取り寄せに3~4日の時間を要するので読みたくてもすぐに読めない。入荷の連絡があってから店まで取りに行かないといけない。そもそもマニアックな本は取り寄せられない。

しかし、微力ながらも売上に貢献できればと思い、多くの本を取り寄せました。加えて、最初から店頭に置いている本はそのまま買うようにしました。そんな訳で2021年はAmazonの利用を極力控え、9割近くの本を本屋Sで購入しました。

本取り寄せの意外なメリットとして、自分の好きな時間に取りに行けるということがありました。家で(ちゃんと服を着て)じっと配達を待つのって結構拘束されて身動きがとれないので、それがなくなったのはよかったです。

また、宅配だと平日は無理なので土日になるんですが、取り寄せだと平日仕事帰りに行くことができます。これも便利ですね。(まぁAmazonもコンビニ受け取りとかあるんですが)

あと、難しそうな本を取り寄せる場合には店員さんにマウントをとれます。しかも、注文する時と購入する時の2回。

もう一つ、これはメリットではなくて私の勝手な願望なんですが、取り寄せてもらってる出版社の本を常備してくれるようにならないかなーと思ったりしてます。本業界の商流は分からないんですが、取り寄せられるんなら常備できないこともないと思うんですが。マイナーなジャンルならまだしも、IT・プログラミングに関する本ですからね。すぐ近くに大学もありますし、可能性は0ではないんじゃないかと思っていますが。

1年間でどんな本を取り寄せたのか

思い出してみました。オライリー本が多数を占めています。別にこだわって読んでいる訳ではないんですが、この書店はオライリー本を取り扱っていないのでこんな結果になってしまいました。

タイトル 出版社リンク 価格
Reactハンズオンラーニング 第2版 リンク 3,740円
UXデザインの法則 リンク 1,980円
カイゼン・ジャーニー リンク 2,530円
Land of Lisp リンク 4,180円
コンピュータシステムの理論と実装 リンク 3,960円
ハンズオンNode.js リンク 4,070円
入門 Python 3 第2版 リンク 4,180円
Real World HTTP 第2版 リンク 4,356円
白と黒の扉 リンク 3,080円

〆て31,757円でした。結構使ってるな。取り寄せだけでこれですからね。普通に買った本も含めると結構な額に達しそうです。

問題は去年はほとんど本を読めなかったことですが、これから頑張って読めばセーフでしょう。

感想

2021年は例年に比べて沢山の本を買ったが、例年に比べてほとんど読めなかった。良くないからちゃんと読もう。

参考

書店で本が在庫切れ 「注文お願いします」の一言が持つ影響力が大きかった – grape [グレイプ]

ネット通販に対抗!出版業界特有の「客注品」にメスを入れた日版の戦略とは!? | 在庫管理システムならカスタマイズに強い【インターストック】

書店で見つけられない本を読者は予約・注文するか - Togetter

脱Amazon。近所の本屋を自分好みにカスタマイズし閉店させぬ方法 - まぐまぐニュース!