2023年、何をしていたのか

2022年のは下記から。

自分は今年、一体何をしていたのか

アクセシビリティとフロントエンドテスト

こちらの記事でも書きましたが、

My Formsというサイトを作成しました

フォーム作成を通じて、Webアクセシビリティとフロントエンドのテストに関しての知見を高めようという趣旨のもと、Webサイトを作成しました。アクセシビリティもテストもほとんど何も分からない状態からのスタートでしたが、最低限の知識は身につけられたと思っています。

HTMLの基礎やアクセシビリティについては以下の2冊の本を参考にしました。

• 📘 HTML解体新書 仕様から紐解く本格入門
• 📘 Webアプリケーションアクセシビリティ ――今日から始める現場からの改善

テストはReact Testing Libraryを使用しているのでドキュメントを主に読んでいましたが、補助として以下の書籍を読みました。

• 📘 フロントエンド開発のためのテスト入門 今からでも知っておきたい自動テスト戦略の必須知識

後述する転職活動の中で、アクセシビリティについて取り組んでいる事はある程度評価されたと思います。「やらないといけないのは分かっているが、知識のある人が少ない」「すぐに分かりやすい効果が出るわけではないので後回しになっている。推進してくれる人を探している」といった話をよく聞きました。今ならアクセシビリティの知識のある人も少ないと思うので、差別化のためにもゆるく継続的に勉強していこうと思います。

最近更新が途絶えていますが、ネタは集まっていて後は形にするだけなので、来年は月1ペースで更新したいです。

放送大学に入学した

こちらの記事でも書きましたが、

放送大学で勉強することにした

主にコンピューターサイエンスを学ぶために放送大学に入学しました。1学期にとった科目は

• 情報学へのとびら（’２２）｜放送大学

• ビートルズ de 英文法（’２１）｜放送大学

の2つです。学期の終わりに単位認定試験があり、その試験の結果のみで成績が決まります。試験の結果は上から順にⒶ、A、B、C、Dという風にランク付けされ、C以上なら単位を取得できます。

気になる結果は、両方ともA判定でした💩。情報学へのとびらでは、ORとXORを間違えるという失態を犯しました💩。加えて法規関係で1問間違えてⒶを逃しました。ビートルズ de 英文法では、「ビートルズのある曲がどのような拍取りで歌われているか」みたいな問題が出て間違えました（曲を聞きこんでるわけじゃないから、こういう問題が出てくると苦しい）。後は普通に1、2問くらい間違えてⒶを逃しました💩。

情報学へのとびらは広く浅く情報学を学ぶという趣旨で、知っているような内容がほとんどで余り熱心に勉強しませんでした。ビートルズ de 英文法の方は、英語を勉強する習慣がついたので取ってよかったと思います。

2023年の2学期は、

• 身近な統計（’１８）｜放送大学
• Ｗｅｂのしくみと応用（’１９）｜放送大学
• Ｃ言語基礎演習（’２０）

の3つを科目登録しました。CとWebのやつはともかく、統計は結構難しいです。全部Ⓐとれるように頑張ろ、、、。

転職活動をしていた

現在の職場ではこれ以上の技術向上が出来ないと考え、フロントエンドエンジニア志望で転職活動を始めました。春くらいから始め、暑いのが嫌いなので夏に休みをはさみつつ、12月まで続けていました。実働は5ヵ月くらいだと思います。結果、2024年春からWeb系の受託開発の企業に入社することが決まりました。

こういう経験は人生で何回もないと思うので、（でも一つの記事にするにはなんか大袈裟で恥ずかしいので）経緯や感想などをここに書き連ねたいと思います。

ひとまず終わってみて感想

36歳ですし大したスキルがあるわけでもないので、100社以上は落ちるだろうなーと思っていましたが、終わってみれば思ったより感触は良かったです。

全体を通して3社からお誘いをいただきました。また、書類審査通過や1次面接？を通過した企業も含めると15社くらいはいい返事をもらえました。トータルで受けた企業は多く見積もっても30社くらいだと思うので、1/2で次のステージに進め、1/10でお話をいただけたと考えればまぁまぁの結果ではないでしょうか。選考途中でこちらから辞退した企業もありました。

最終的に、自分の中で最も志望度が高い企業からお話をいただき入社が決まったのは本当に恵まれているというか、良かったと思います。これで無事年を越せそうです。

進め方

ひとまず何かしらの転職サービスに登録しないといけないと思い、Findyに登録しました。企業とマッチングすると通知が来るので、カジュアル面談 → 書類選考 → 面接、、、という流れが多かったです。また、Findyの特徴として、自社開発企業が多いというものがあります（Findyの中の人もそう言ってました）。Findyは、Findyのサイト内のチャットツールで企業とやり取りができるので、求職者の立場としてはすごく良かったです。Paizaなどは、マッチングした後は個人のメールでやり取りするので、少し頑張って管理が必要。

また、いわゆる転職エージェントも利用しました。書類作成から指導していただいて、企業との仲介役として、企業の選定から書類提出、そして面接の段取りまで全て行っていただきました。私のダラダラ癖が発動し、中々スムーズに応募が進まないことがありました。すみませんでした。

そして、面接は100%オンラインで実施いただきました。私は滋賀県住みですので、働きながら現地面接は無理でした。リモートが広まってよかったと思います。時間帯もこちらに合わせていただきました。帰宅するのが早くても18:30とかなので、19:00スタートで面接を組んでいただきました。遅い時間帯にありがとうございました。

何を見られた？

面接の場では以下の質問が特に多かったと記憶しています。

• ✅ 現職での仕事内容
• ✅ フロントエンドエンジニアを志望した理由
• ✅ 将来、どんなエンジニアになりたいか

企業への志望動機はほとんど聞かれませんでした。「なぜ当社に応募していただけたのでしょうか？」「当社の企業理念は〇〇ですが、少しでも共感していただける部分はありますか？」といった至極下から目線での質問はありましたが、当たり障りのない一言二言を伝えるだけでした。Webサイトを拝見しても会社のことはあんまり分からず、無理やり捻り出した動機を伝えてもあんまりだと思ったので、私は事前に考えたりはしませんでした。志望動機は選考が進むにつれ自然と出来上がっていくものだと思います。

逆に技術的な部分について質問されることはあまりなく、拍子抜けしました。技術的な質問としては（少ないからあんまり思い出せないのですが）、

• ✅ 現職や個人開発しているサイトの技術スタックとその選定理由
• ✅ Reactコンポーネントを作成する時、どんな点に気を付けている？
• ✅ SPA、SSR、MPAの違いは？
• ✅ ReactではなくNext.jsを選定する理由は？

等が挙げられます。普段頭の中でぼんやりと考えていることを上手く言葉にできず、面接という緊張の中、今思い返せばかなり的外れな返答をしたこともありました。

コードテストは一社だけありました。事前にWebでコードを書いて提出するタイプで、確かスタックを使う類の問題だったと思います。AtCoderでいうとABCのB問題くらいの難易度だったと思います。

万全な状態など 人生にはありませんよ

今回の転職活動で反省点を上げるなら、言い訳ばかりして中々行動に移せなかったことです。転職自体は数年前から考えていたんですが、「もう少しスキルアップしてから」「立派なポートフォリオを作ってから」「AWSの資格を取ってから」「仕事が忙しいから」などと考えているうちに1年が過ぎました。その間にスキルアップは出来たと思うので、必ずしも反省すべきかどうかは分かりませんが、もっと思い切って行動して良かったかなーと思います。

恐らく、転職活動を楽しいと思う人はほとんどいないと思うのですが、私もかなり腰が重かったです。仕事終わりに家に帰ってからリモートで1時間の面接、そして大抵は落選通知が来る、と考えれば仕方ないですね。

でも実際はそこまでメンタルを削られることなく終えられたと思います。嫌な思いをすることも（そんなに）ありませんでした。どの企業様も真摯にご対応いただき、技術の事で話が弾むことも多くて、私の勝手な感想ですが、結構楽しく面接を受けられました。

内定をいただいたのにお受けできなかった企業様、選考を通過したのに途中辞退してしまった企業様、また採用ご担当者様、申し訳ありません。真摯にご対応いただきありがとうございました。また何らかの形でご縁があると思いますので、その際はよろしくお願いいたします。

また、転職エージェントのご担当者様、本当にありがとうございました。今回の転職活動の中で一番助けていただきました。

来年どうする？

動的型付け言語

最近はRust、Go、TypeScriptなど静的型付け言語ばかりなので、動的型付け言語も書きたいです。何かにこだわりすぎると思考の幅が狭まるんじゃないかと思っていて、変な好き嫌いに囚われずにスキルの幅を広げていきたいです。どこで見たのか忘れましたが、「使っている言語は思考を固定する。動的言語なら動的言語で困らない実装を、静的言語なら静的言語で困らない実装をする」という言葉をよく思い出します。WebフロントエンドではさもTypeScriptを使って当たり前の風潮がありますが、JavaScriptで書くとどうなるのかなーとか考えたりもしています。

具体的にはErlangとElixirが面白そうで書きたいです。それよりPythonやれとか言われそうですが。

食事に全投資する

これまで人と比べて暴飲暴食をしてきたわけではないんですが、2023年下半期からかなり食事に気を使い始め、食生活を改めました。

会社には食堂があるんですが、去年まではどんぶりやラーメンで済ませることが多く、糖質中心の食事になってしまっていました。私はもともと血糖値が上がりやすいのか？20代の頃から健康診断では将来糖尿病になる可能性があるとのことで、要精密検査のお知らせをいただくこともありました（確か空腹時血糖が高いとかそんな理由）。

そして30代も後半に入り、

1. 食後の眠気、慢性的な疲労と倦怠感
2. 暴食（特に糖質）
3. 体重の増加

を感じるようになってしまい、夏ごろからやや本格的な料理を始めました。

基本戦略としては、「血糖値の急上昇を避ける」です。世間では糖質を過剰に目の敵にする向きもありますが、私は「糖質のみをドカ食いする状況は避けつつ、ある程度は摂取する」としています。

土日にごぼうのきんぴらを作り、ジップロックで会社に持って行って前菜として食べています。また、ガパオ（ガパオライスの上のやつ）を作り、これまたジップロックに詰めて会社に持って行き、食堂の白ご飯（小茶碗40円）の上にかけて自家製ガパオライスを錬成しています。これも白ご飯のみを食べるのを避けるためです。

また最近は、一日の中で朝食を一番重要視しています。「セカンドミール効果」とか言われますが（調べてください）、朝に血糖値を爆上げする食事だけはすまいと心に決めました。朝食をしっかり食べるため起床時間を30分早くし、① ごぼうのきんぴら、 ② 卵焼き、 ③ 魚の缶詰（サバ、イワシ）、 ④ 刺身（マグロ、サーモン）、 ⑤ 鶏むね肉とブロッコリー（茹で）、 ⑥ 納豆キムチ + 卵黄、 ⑦ アボカド、 ⑧ バナナ、 ⑨ ナッツ類などの中から、3,4つを選んで朝食としています。朝にたんぱく質、食物繊維をがっつりお腹いっぱい取ることで、一日の食欲が安定する気がします（日中にお腹がすいたり、爆食いすることがなくなる）。

おかげさまで体調、メンタル面とも快調です。血糖値が安定するとメンタルも安定する、なんて言われますが、それを実感しています。まだお菓子系（プロテインバーなど）をおやつ代わりに食べることがあるので、それも無くすのが目標です。意識高い系ではないですが、来年1年間くらいはストイックな食事をしてみようと思います。

運動に全投資する

2年ほど前から定期的にジムに通って筋トレしていたんですが、左手首を痛めたのをきっかけにズルズルさぼるようになり、2023年の前半はほとんどジムに行きませんでした。

ほっとくと運動不足が加速しそうなので、3月ごろから夜ランニングを始めました（日焼けするから日中はNG🙅‍♂️）。ランニングと言っても15分ほどの息が切れないくらいの軽いやつです。ハード目に走っていた時期もあったのですが、覚醒して寝れなくなったのでやめました。軽く汗をかくくらいの運動なら楽しいですし習慣化しやすいのでお勧めです。

あと、秋くらいからテニスを始めました。高校3年間はテニス部に入っていたので一応経験者ですが、18年ぶりくらいです。会社にテニスコートがあるので週末に2時間くらいやってました。

さらに、11月にスポーツクラブに入会し、水泳を始めました。5歳から15歳くらいまでは水泳教室に通っていたので一応経験者ですが、20年ぶりくらいです。筋トレとかテニスとかランニングは無理すると体を痛める可能性がありますが、水泳は負荷がかかりやすいわりにケガするリスクが少ないのでいいですね。お風呂とサウナも併設されているので土日はほとんど行ってます。

2024年はジム通いも再開して、ランニング、テニス、水泳の強度をもっと上げて体を絞りたいです。なんでこんなに張り切っているのかというと、以下の本を読んだからです。コード書いてる場合じゃないですね、運動しましょう。

脳を鍛えるには運動しかない！ 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 | NHK出版

冬休みの課題図書

今回は7日間しか冬休みがなく、2日分くらいは予定があるので、実質5日くらいしか休みがありません😥。でも読みたい本が溜まっているので何とか読み進めたいです。

改訂3版JavaScript本格入門 ～モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

最近はRustやGoを書くことが多く、JavaScriptはあまり書いていません。Reactは書きますが、いわゆる素のJavaScript（？）を再勉強するために読みたいです。

思い返してみると「プロトタイプって何だっけ？」とか「classとか何年も使ってないな」とか「非同期処理とか細かいところは怪しいな」という感じなので、総復習します。改訂新版の方も以前に読んでいて、とても良かった記憶があり、今回も楽しみですね。といっても今日の時点で五割は読み終えましたが。

これからはじめるReact実践入門

これからはじめるReact実践入門 | SBクリエイティブ

次の仕事も何だかんだReactがメインだと思うので、Reactの総復習として読みます。上記のJavaScript本格入門と同く、著者は山田 祥寛さんです。

Next.jsのキャッチアップというのも考えていたんですが、最近は流行の技術を追うのを止めたいと思っていて、少しレイヤーを下げた所の勉強に注力します。

Efficient Linuxコマンドライン ―開発と自分に磨きをかけるLinuxのテクノロジー

O’Reilly Japan - Efficient Linuxコマンドライン

私はもともとLinuxが全然わからず苦手意識を持っていました。ましてやAWSを利用するようになってからは、もはやWSLくらいでしかLinuxを触ることがなくなってしまいました。

LPICは勉強するのが苦痛で挫折しましたが、実戦形式？なら頑張れそうなので、出来るところから少しずつ覚えていきます。

Go言語でつくるインタプリタ

O’Reilly Japan - Go言語でつくるインタプリタ

これも読みたいけど無理やろなぁ、、、。こういう本は買った直後は読むモチベーションが高いんですが、時間がないとか言って結局後回しになる、、、。